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1923創業 大正12年
創業者、初代社長 的場仁市が、白金属の触媒作用による酸化反応熱原理を発熱器に利用する特許を取得、長年に亘っての研究実験の結果、遂にその実用化に成功、白金懐炉(ハクキンカイロ)と命名。
ハクキンカイロの製造販売を目的として、大阪市西区に矢満登商会を設立。 -
1923大正12年 4月10日
ハクキンカイロの製造販売を目的として、大阪市西区に矢満登商会を設立。
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1928昭和3年
東京、大阪の特約店を通じ全国の一般薬局、薬店及び大手百貨店の販売ルート確立、全国販売を開始する。
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1930昭和5年
特性の高級品カイロ「模様入り銀メッキカイロ」「漆塗り仕上げカイロ」を発売する。
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1932昭和7年
全国代理店制の販売方法により年間販売数、40万個を達成する。
眼病者向けの目を温めるカイロ「眼炉」を発売する。
従来の角形カイロに加え、小判型カイロを発売する。 -
1934昭和9年
販売数50万個突破する。
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1937昭和12年
隣接地に300坪の土地を購入3階建ての本社ビルを新築する。
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1939昭和14年
淀川区野中北1丁目のカイロ金属部分の下請工場を譲受け、原材料より製品までの一貫した自社生産を開始する。
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1940昭和15年
海軍に艦上戦闘機 報国356号(白金号)を陸軍に戦車 愛国第186(白金)を献納する。
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1942昭和17年
臨戦統制経済への移行により軍需生産が拡大し、パッケージに「軍隊御用」と書かれた軍隊用の特需品の生産が主力となる。防寒軍装用として慰問袋の必需品となる。兵器凍結防止用、医薬品の氷結防止用などの軍用品として陸海軍部隊からの注文生産に当たる。その他、海軍航空本部から航空機用暖房器や陸軍省から戦車、装甲車用暖房器の生産指定工場となる。
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1945昭和20年
大阪空襲により社屋、工場は一挙に焼失。
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1946昭和21年
本社を淀川区の工場に移し約30名で再発足する。
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1949昭和24年
株式組織に変更し、株式会社矢満登商会を設立する。
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1950昭和25年
朝鮮戦争勃発により軍需景気が起こり、輸出品の全盛期となる。戦線の米兵に多量に使用され、カメラとハクキンカイロは戦線の花として称揚される。
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1951昭和25年
二代目社長に的場恭三が就任。
輸出用カイロの専用ブランドとして「PEACOCK」の商標取得。 -
1952昭和27年
ベンジンの東日本特約代理店発足。米国 大手販売業者、シアーズローヴァック・アバクロンビー等と販売取引契約を締結する。
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1953昭和28年
創業30周年記念式典及び、謝恩特別販売を実施。
以後この特売は業界の年間行事となる。 -
1954昭和29年
新聞広告・雑誌広告・交通広告に加え、ラジオ放送による宣伝を開始。
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1957昭和32年
コンパクト型のコンパクトカイロを発売。
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1962昭和37年
南極観測隊がハクキンカイロを携行し、すっかり国民的商品となる。
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1963昭和38年
創業40周年記念式典を挙行する。社名をハクキンカイロ株式会社に変更する。
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1964昭和39年
東京オリンピックの聖火をハクキンカイロにより、ギリシャから東京まで輸送する。
U型火口の開発により瞬間点火式のカイロを新発売する。 -
1965昭和40年
携帯用ベンジン、アンプルベンジンを発売する。
ライターとしても使用できる、タバコ穴付カイロ「ハクキンカイロスモーク」を発売する。
ダブルU型火口の開発により更に高性能のカイロを発売。 -
1966昭和41年
ハクキンカイロA(エース)を新発売。
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1968昭和43年
創業45周年記念式典挙行する。
著名タレントを起用したテレビCMを開始する。
女性用の小型カイロ「ミニ」、及びスポーツタイプの「スポーツ」を新発売する。 -
1969昭和44年
背当式暖房具「サンパッド」を発売する。
研究所を新築。
ゴルフボールを温める専用カイロを発売する。
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1970昭和45年
製品倉庫を新築。
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1971昭和46年
「点火芯付カイロ」新発売。
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1972昭和47年
鉄骨4階建ての本社工場を新築する。
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1973昭和48年
創業50周年記念式典を挙行。
メッキ工場を新築する。 -
1977昭和52年
年間生産数量が200万個突破する。
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1979昭和54年
不動産部門の関連会社として株式会社矢満登商会(旧社名を復活)を設立する。
人気タレントグループ「ドリフターズ」をTVコマーシャルに起用し人気を博す。
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1982昭和57年
ハクキンカイロ用ベルト「ハクキンベルト」を新発売する 。
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1983昭和58年
的場恒夫が社長に就任する。創業60周年記念式典を挙行する。
超薄型ミニタイプ「こはる」使い捨てカイロ「ハクキンカイロsoft」および水で発熱、水の補給で断続的使用を可能にしたハイテクカイロ「アクアヒート」を新発売する。 -
1984昭和59年
ライター機能内蔵カイロ「ハクキンカイロBM」を発売する。
本社、社屋、事務所を増築する。 -
1985昭和60年
ユニバーシアード神戸大会の聖火をギリシャより輸送する。
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1988昭和62年
創業65周年を機にCIを導入。
社名も、「株式会社ハクキン」と変更し、総合健康産業として多角化を推進する。
プラチナ美術工芸品の企画制作及び販売会社 有限会社ザ・ギャラリープラチナムを設立する。 -
1989平成元年
フェスピック神戸大会の聖火保存容器を提供する。
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1990平成2年
工場、研究所、事務所を含めた鉄筋6階建ての新社屋が竣工完成。
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1991平成3年
のど飴、「ハクキンのど飴(ハーブ)」および「ハクキン梅のど飴」を新発売。
札幌ユニバーシアード冬季大会の聖火輸送する。 -
1992平成4年
入浴剤の分野に進出 温泉シリーズ入浴剤「湯ったり周遊シリーズ」「湯ったり」を発売する。
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1993平成5年
シルク抽出エキス配合の美容入浴剤「絹姫シリーズ」「まゆ姫シリーズ」を発売する。
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1994平成6年
100%シルクのサポーターシリーズ ソックス・手袋・タオル等の高級天然シルク素材としたボディケアー製品を発売する。
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1995平成7年
生薬(天然ハーブ)そのものを配合した全く新しいタイプの入浴剤「薬師の湯」(98%天然生薬)を発売する。
これまでに発売した入浴剤を詰合せたギフトセット3種類を発売。
ギフト市場、通信販売市場に進出するとともに、直接消費者販売にも着手。
ハクキンカイロを上海見本市に出展し、好評を博す。有限会社ザ・ギャラリープラチナムを有限会社プラチナムと社名変更する。 -
1996平成8年
天然生薬100%の「NEW薬師の湯」を発売。
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1997平成9年
資源循環型社会に対応した環境に優しいエコロジーカイロ「ハクキンカイロ3R」を発売する。
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1998平成10年
創業75周年を機に長年カイロで培ってきた触媒技術を活かし環境産業に進出する。
ハクキンカイロの燃料であるベンジンの東日本(静岡から北海道まで)販売権を取得し一手販売を開始。
目にやさしいサプリメントキャンディ「EYE SAFE」を発売する。
長野冬季オリンピックの聖火をギリシャより長野まで輸送する。 -
1999平成11年
使い捨てカイロを、数回に分けて使える高機能収納袋「カイロちょっとお休み」を発売する。
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2000平成12年
電池着火式カイロ「ハクキンカイロ3Rプラチナム」を発売。
日本海海洋深層水を使用した入浴剤「プラチナマリン液体タイプ」「プラチナマリン粉末タイプ」を発売する。
「ハクキンカイロ3R」が㈱小学館主催のアナログ製品コンテストで第一位のアナログ大賞を授賞する。 -
2001平成13年
日本海海洋深層水の飲料水「プラチナウォーター」発売。
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2002平成14年
ハクキンカイロのプラチナ触媒から発生する遠赤外線による温熱効果を応用した温熱治療分野に進出する。
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2003平成15年
レトロブーム到来により、昭和初期何処にでもあったブリキ製の広告看板で親しまれた「ハクキンおじさん」の商標を復活する。
マイナスイオン発生触媒を開発。マイナスイオン発生カイロ「ハクキンカイロ3Rマイナスイオン」を発売。 -
2004平成16年
ロシアに販売総代理店契約締結。韓国においてカイロ部品の海外生産を開始する。
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2005平成17年
イギリスに販売総代理店契約締結。
スペシャルオリンピック長野冬季大会の聖火をギリシャより輸送する。
国民体育大会 岡山大会の炬火の保存および輸送器を提供する。
ベンジンの西日本(名古屋から九州まで)販売を開始。
東日本と合わせて全国直接販売となる。 -
2006平成18年
本社を発祥の地、大阪市西区に移転する。
大阪府泉南に触媒生産工場を移転する。
ハクキンカイロの海外での普及に伴い、ブランドの世界的統一化をはかるため、国内製品にも海外ブランド「PEACOCK」を冠し「ハクキンカイロPEACOCK」「ハクキンカイロPEACOCK PLATINUM」を新発売する。
国民体育大会 兵庫大会の炬火の保存および輸送器を提供する。 -
2007平成19年
海外向け、高性能小型カイロ「PEACOCK NEW MINI」を新発売。
国内向けにも女性用及び、温熱治療用として発売する。
「ハクキンカイPEACOCK」 「ハクキンカイロPEACOCK PLATINUM」の専用火口を「PEACOCK換火口」 「PLATINUM換火口」としてそれぞれ新発売する。
国民体育大会、秋田大会の炬火の保存および輸送器を提供する。 -
2008平成20年
創業85周年を迎える。
シルクエキス配合入浴剤「NEWプラチナ絹姫」を発売する。
国民体育大会、大分大会の炬火の保存および輸送機を提供する。 -
2009平成21年
アウトレットを出店 旧モデルの低価格販売を開始する。
国民体育大会、新潟大会(ときめき国体)の炬火の保存、および輸送器を提供する。
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2010平成22年
純金メッキ仕上げの「ハクキンカイロ PEACOCK GOLD」をプレミアム商品として限定販売する。
バンクーバー冬季オリンピックを機にカナダ、北米方面の輸出を再開する。
国民体育大会、千葉大会の炬火の保存および輸送器を提供する。 -
2011平成23年
東日本大震災の支援活動に協力する。
国民体育大会、山口大会(おいでませ!山口国体)の炬火の保存および輸送器を提供する。 -
2012平成24年
ハクキンカイロがグッドデザイン賞のロングライフデザイン賞を受賞。
国民体育大会 岐阜大会(ぎふ清流国体)の炬火の保存および輸送器を提供する。 -
2013平成25年
創業90周年を迎える。
第68回国民体育大会東京大会の炬火の保存および輸送器を提供する。 -
2014平成26年
国内外のブランドを“HAKKIN”ブランドに統一し、 “ハクキンカイロSTANDARD”および “ハクキンカイロmini”のパッケージデザインを一新する。
第69回国民体育大会長崎大会(長崎がんばらんば国体)の炬火の保存および輸送器を提供する。 -
2015平成27年
ハクキンカイロ スノーホワイト新発売。
第70回国民体育大会 和歌山大会(紀の国わかやま大会)の炬火の保存および輸送器を提供する。 -
2016平成28年
第71回国民体育大会 岩手大会(希望郷いわて大会)の炬火の保存および輸送器を提供する。
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2017平成29年
第72回 国民体育大会 愛媛大会(愛顔でつなぐえひめ国体)の炬火の保存および輸送器を提供する。
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2018平成30年
第73回 国民体育大会 福井大会(福井しあわせ元気国体)の炬火の保存および輸送器を提供する。
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2019令和元年
第74回国民体育大会茨城大会(いきいき茨城ゆめ国体)の炬火の保存及び輸送器を提供する。
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2020令和2年
コロナ禍のため東京2020オリンピック競技大会が延期となり、ギリシャからの聖火輸送も延期となる
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2021令和3年
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の聖火の種火をギリシャより東京まで輸送する。